社長はバイトがあるので先に帰ります

バイトあるから後はしっかり頼むよ!

会社を作ろう!

前回僕は社長になった。と書いたがあれは間違いだった。

そりゃそうだ。だって会社作ってないもん。

 

友人に「俺、社長になったさ」と報告したら

「そうなんだ!なんていう会社?」と聞かれ答えられなかった。

バカにされたように笑われた。というかバカにされていたと思う。

でも大丈夫。この友人U君には過去に星の数ほどバカにされてきたから。

 

というか社長って会社を作らないと社長じゃないのかよ。

「社」の「長」だから「社長」というU君の素晴らしい解説によって僕は納得した。

なるほど。

 

 

ともかく。

善は急げ、会社を作ることにした。

 

~会社を作ろう~

・・・会社ってどうやって作るんだ?

そもそも会社を作るってイメージがわかない。

まずい、最初でつまずきそうだ。

 

わかんなかったらわかる人に聞けばいい!

手当たりしだいに聞いてみた。

 

まずは市民の味方お巡りさん

僕「会社ってどうやって作るの?」

お巡りさん「え、知らないなぁ。」

 

お巡りさんでも知らないことはあるらしい。

社長へのハードルは思ったより高そうだ。

次。母。

 

 

僕「母!俺社長になることにした!会社ってどうやって作るのか知ってる?」

母「は?あんたが社長?なんかのイベント?」

 

話が脱線するのが母の悪い癖だ。

次。物知りU君。

 

僕「U君、会社ってどうやって作ったらいいの?」

U君「お前、ほんとに社長になるの?大丈夫?俺は知らないけど、知っている人なら知ってるよ」

 

大丈夫?の意味が分からない。大丈夫に決まっておろう。

こちとら未来の社長だぞ。

とは言えまだ社長ではない。急いで会社を作ろう。

 

 

U君が教えてくれた[知っている人]とはGoogleのことであった。

U君はどや顔で言っていたが「人じゃねーじゃねーか」というツッコミはしないことにした。

 

ともあれ [ 会社 作り方 ] と検索してみたら出てくる出てくる。

どうやらほーむきょくというところで作るらしい。

 

法務局。

なんとも頭の良さそうで堅そうな名前だ。

僕は小難しいのは苦手だ。

 

だが、乗り越えなければなるまい。

社長への道は案外遠いようだ。