バイトを増やしたらめっちゃ増えた
今現在、配達のバイトをやっている。
週4~5日。1日8時間
時給は800円。
月に大体10万円ちょっと。
そこから
家賃的なもの(水道光熱費込み)3万
奨学金みたいの2万
保険とかそうゆうの1万
ケータイっぽいもの1万
食費とかもろもろ2万
合計9万
大体1~2万程度しか貯められない。
行政書士さんにお願いして会社を作るのは10万くらいかかる。
僕「な!」
(この時の「な!」は「なんと!そんだけしか残らないのか」の「な」と「なるほど!どおりで貯金ができないわけだ」の「な」の2つの意味があるのである
このままだと単純に頑張って半年、頑張らないと2年くらい社長になれないじゃないか!ということに気付いたのである。
と、いうことでバイト先に言ってみた。
僕「バイト増やしたいんですけど」
バ「それは助かる!人手不足だからね。どのくらい増やしたいの?」
僕「お金貯めたいので宇宙の果てまで増やしても大丈夫ですよ」
週6日10時間労働に増えた。
確かに宇宙の果てとか言ったけど一気に増えすぎじゃ。
人手不足とは聞いてたけどここまでとは・・・。
こういうのはもっと段階を踏んで、ステップアップしていこうよ。
ほら、ホップの次はステップ、そしてジャンプに繋がるじゃん?
三段跳び種目でホップ、ジャンプの2つだけだったら砂に届かないよ?
おしりから地面に激突して痔になること間違いなし。
僕を痔にしたいのかな?
まぁでも6日×10時間×4週間×800円=20万くらい
倍以上の稼ぎにありつける。
豚のようにブーブー言いたい気持ちを抑えて条件を飲み込んだ。
とは言え僕はこのバイトが思ったり嫌ではなかった。
車の運転は元から好きだったし、今は車を持っていないからこうやってバイトでしか車に乗れない。
このバイトを始めてから道が分かるようになってきた。
荷物も意外と重いものも少ないし多少は筋トレにもなる。
配達と言っても郵便局とか佐○とかヤ○トみたいに住宅に配達するとは違うので時間に追われることも少ないし、休憩時間もちょいちょいある。
あと、ブラックガムが食べ放題!
給料も増えて社長にもなれてめっちゃいいじゃん!
と思ったけども人間、環境が変わるのはストレスがかかるらしい。
働く時間が長くなれば自分の時間が減る。
働くと疲れるからいっぱい寝たい。
うとうとしながら運転したら死んじゃうので寝る時間が長くなって自分の時間が減る。
24時間ー10時間(労働)-1時間(休憩)-1時間(通勤)-2時間(ご飯とかお風呂とか)睡眠(8時間)=2時間
え!?2時間!?
今計算して気付いたけど2時間しか自由な時間ないの・・・。
2時間、120分、7200秒。
なんだ7200秒もあるんじゃん。
・・・ってならない。なんないなんない全然ならない。
いやぁ、この2時間をどう使うかで人としてのランクが決まってくる。と僕は思ったね。
おしゃれな人はヨガとかするのかな?完全にイメージだけど。
でも運動大切だよね。
こう言っちゃなんだけど、職場の人けっこうお太りの人が多い。
優しく言うとぽっちゃり、ふくよか
普通に言うとデブ。
いや、太るのだけは避けたい。
特に大きな理由は無いんだけどデブだけにはなりたくない。
運動ねぇ。
「またチーターになるか」
そう、僕はかつて○高のチーターと呼ばれていた。
いいじゃんランニング。
靴と服だけでいいからお金かかんないし。
こうして僕は再び走ることを決めたのです。
チーター社長と呼ばれることを夢見て。
悲しきかな
前回、会社を作るために必要な作業を行政書士というお仕事をしている人に頼もう!そうしよう!ということで話がまとまったのだが、またしても壁が・・・。
それは。
お金
そう、お金。だって。だって高いよ~。
いや、仕事なんだからお金かかるのはわかるよ?
でもそんなにするなんて誰も言ってなかったよ?
あの・・ほら・・そうそう、法務局の人もさ。
困った困った。だってお金ないもん。
お金ないから社長になろうと思ったんだからお金ないよ。
お金を稼ぐために最初にお金を払う必要があるのか・・・
なにかの罠にかかってる気分だ。
きっと僕は騙されているんじゃないか?
聞いたことがある。
「この商品を売ったら○%君に入るよ。そして買った人がまた別な人に売ったらまたその○%が君に入る。そのまた買った人が・・・以下ループ」
以下ループ
イカループ?
イカループ!
あそーれ!
これじゃね?
これっていうのはイカのことではない。
と思ったけど仕組みが違うから違うんだろう。
そもそも頭良い人はそんなことはしないはず。
・・・そうか。頭良い人にはお金を払わなきゃいけないんだ。。。
頭が良いAさん。
頭が悪いBさん。
問題1
Aさん→解ける
Bさん→解ける
問題2
Aさん→解ける
Bさん→解けない
Bさんが問題2を解きたければAさんにお願いするしかないんだ。
悲しきかな僕は頭が悪いBさん。
小学生のテストは100点取れても中学は60点、高校は30点。
大学は、なんとかなる。
そんなBさんこと僕が社長になりたければまず
お金を払って!頭の良いAさんに!(行政書士さん)
定款とか!あれとか!それとか!をお願いしなければならないのです。
僕は悔やんだ。学生時代に勉強しなかったことを。
いや、その前に宿題をやろうとしたその時に遊びに誘ってきたあの時のあいつを恨んだ。
そういえば前のバイト先の店長が言ってたなー。
「勉強頑張ってきた人は頭が良い。頭の良い人はお金がもらえて当然なんだよ」
そうゆうことかー。今わかったよてんちょー。
中学時代に気付きたかったー。
話を戻して。
とにかくお金はないけど行政書士に頼まなきゃいけない。
解決策は一つ。
お金を貯める。
バイト増やそう・・・。
ほーむきょく!
さぁいよいよ会社作るぞー!
会社を作るには法務局っていうところに行けばいいらしい。
っていうことで法務局に行ってみた!
僕「あの~会社つくりたいんですけどぉ」
法務局の人(以下、法)「株式会社でよろしいですか?」
僕「(何言ってるんだ?会社って言ったら株式会社だろう)はい、大丈夫です」
法「商号はお決まりですか?」
僕「しょうごう?校内のマラソン大会で3連覇したので[○高のチーター]って呼ばれてました!」
法「いや、そっちの称号じゃなくて商号。会社の名前です。」
僕「いやーまだですね。」
法「ではお決めになってからいらしてください。
また、発起人会議事録や定款、代表印なども一緒に持ってきてください」
僕「ほっき・・じろく・・・てーかん・・・いんかん・・・???あわわわ・・」
泡吹いて倒れました。
法務局に完全敗北です。法務局つえー。
なんちゃらかんちゃらぎじろく。とかてーかん。って呪文かよ。
日本語でお願いしますよ。
どうやら会社を作るためには色々必要なものとか決めなきゃいけないことがあるらしい。
名前やら会社の法律みたいな定款というものやらなんやら。
そうそう。会社には種類もあるらしい。
株式会社の他にも合同会社・合資会社・合名会社といったものがあるらしい。
合資・合名はあまりないらしい。
らしい。らしい。と言っているのは僕の知識ではないからだ。
さて困った。
名前は決められたとしても他は出来る気がしない。
定款はなんかイメージできるけど専門用語みたいのが並んでて意味不明。
そもそも何を書けばいいのかわかんない。
議事録ってやつなんてもっとだ。
そもそも、僕はもう法務局に軽いトラウマを感じていて行きたくない。
また行ったらコテンパンにやられて終わりだ。
僕は負け戦はしないのだ。
どうしたものか・・・とインターネットの海をさまよっていると。
「会社設立代行します!」
とあるではないか。
会社→会社
設立→作ること
代行→代わりに行う
つまり、会社を作るのを代わりにやってくれる!というものだ!
よく見ると色んなサイトがあった。
色々見ているとある共通点を発見した。
まーたこ難しいのが出てきたよ。
でも聞いたことのある名前だった。
確か凄い難しい試験を合格しないとなれないやつ。
何年間も勉強してもなれない人もいるエライお仕事。
学生時代に先生に「お前はあと5回輪廻転生してもなれないよ」と言われたお仕事。
ちなみにその時の僕が思ったのはなにくそ!という反抗精神ではなく「りんねてーせん」ってかっこいい響きだなという感想だった。
とにかくそんなエライ人がやるくらい作業なんだから僕に出来なくても仕方ない。
ここは任せようプロに。
今思ったけど、5回転生してもお前には無理って相当失礼なことを言われてたんだな。
3回くらいで十分だわ!
会社を作ろう!
前回僕は社長になった。と書いたがあれは間違いだった。
そりゃそうだ。だって会社作ってないもん。
友人に「俺、社長になったさ」と報告したら
「そうなんだ!なんていう会社?」と聞かれ答えられなかった。
バカにされたように笑われた。というかバカにされていたと思う。
でも大丈夫。この友人U君には過去に星の数ほどバカにされてきたから。
というか社長って会社を作らないと社長じゃないのかよ。
「社」の「長」だから「社長」というU君の素晴らしい解説によって僕は納得した。
なるほど。
ともかく。
善は急げ、会社を作ることにした。
~会社を作ろう~
・・・会社ってどうやって作るんだ?
そもそも会社を作るってイメージがわかない。
まずい、最初でつまずきそうだ。
わかんなかったらわかる人に聞けばいい!
手当たりしだいに聞いてみた。
まずは市民の味方お巡りさん
僕「会社ってどうやって作るの?」
お巡りさん「え、知らないなぁ。」
お巡りさんでも知らないことはあるらしい。
社長へのハードルは思ったより高そうだ。
次。母。
僕「母!俺社長になることにした!会社ってどうやって作るのか知ってる?」
母「は?あんたが社長?なんかのイベント?」
話が脱線するのが母の悪い癖だ。
次。物知りU君。
僕「U君、会社ってどうやって作ったらいいの?」
U君「お前、ほんとに社長になるの?大丈夫?俺は知らないけど、知っている人なら知ってるよ」
大丈夫?の意味が分からない。大丈夫に決まっておろう。
こちとら未来の社長だぞ。
とは言えまだ社長ではない。急いで会社を作ろう。
U君が教えてくれた[知っている人]とはGoogleのことであった。
U君はどや顔で言っていたが「人じゃねーじゃねーか」というツッコミはしないことにした。
ともあれ [ 会社 作り方 ] と検索してみたら出てくる出てくる。
どうやらほーむきょくというところで作るらしい。
法務局。
なんとも頭の良さそうで堅そうな名前だ。
僕は小難しいのは苦手だ。
だが、乗り越えなければなるまい。
社長への道は案外遠いようだ。
僕は社長になった
大学を卒業した。
小学なら中学に。
中学なら高校に。
高校なら大学に進むだけの人生だったけど大学を卒業したらどこに行けばいいのだろう?
どうやらみんなは就職活動というものをしていたらしい。
僕はしていなかった。
唯一得意だったランニングをする毎日。
走るだけの4年間だった。
卒業後はとりあえず帰省して実家に帰ることにした。
バイトをしながら1年が過ぎた。
ある日合コンに行くとイマイチ反応が薄かった。
大学時代にも行ったことがあるがその時とは全然違った。
「何してるの?」の質問に答えるとそれ以降会話がなかった。
不思議だ。
モテる友達に理由を聞いてみた。
どうやら就職をしている人がモテるらしい。
僕はバイトだからモテないらしい。
僕は就職することにした。
どんな仕事にしよう?
どうせするならカッコイイ仕事がいい。
カッコイイ仕事ってなんだろう・・・
社長でしょ。
社長って響きはカッコイイ。
よし。僕はこれから社長だ。
はい、今から僕は社長です。
社長になったって言ったらみんなどんな反応するだろうか楽しみだ。